2012-08-30 Vol.176 資格の意義?

先週末、事業部会に参加された皆さま、お疲れ様でした。

Kさんが に合格しました。合格おめでとうございます。継続した学習・積み重ねに、合格という結果がでました。正しいプロセスを踏んでいると感心&刺激を貰っています。

先週末、盆の挨拶も兼ねて、家内の母方の田舎、埼玉県宮代町に行ってきました。

親族に梨園を持っている方がいたので、梨狩りもしました。
梨は、同じ木に、複数の種類を接木していました。

なので、同じ木でも、この枝の実は食べ頃だけど、こっちの枝はこれから などなど。

・この接木は一般的なのか?
・品種などの相性はあるのか?
・品種と収穫時期などの関係?
・雨量や日照量、肥料などと糖分や出来栄えの関係?

と、色々な疑問が頭をよぎりました。が、マスオさんのように偉大なるイエスマンとして、黙っていましたけど。

そして、木で熟している実をもいで、食べましたので、甘みも強く美味しかった(継続中)です。

例えば、実際の出荷は、日持ちさせるために、○日まえに収穫する
→その食べ比べで、木熟果物の甘さ・価値を体験してもらう

とか、食育(体験を通じた学び)を取り纏めたら、付加価値としてビジネスになるのでは? とか思いました。


さて、資格をKさん取ったのもありますので、その考察です。
プロジェクトの提案書なんかには技術経歴書・経験・資格を付ける場合を見かけます。実際、プロジェクトメンバとして提案書の中に私の資格を記載したこともあります。


実力・経験が伴っていれば、資格なんて不要だと思いますが、競い合う場面では、必要になってくる、いつもは選ばれる側でしたが選ぶ側を体験したのでご紹介。

何度が話題に出していますが、自身の住むマンションの大規模修繕工事を検討中です。前回、現場代理人の印象で確定したと言いましたが、こちらにも資格欄がありました。

他3者が「2級建築施工管理技士」しか持っていないのに対し、一番評価の高い現場代理人の方は、

1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士、指定建設業監理技術者、建築仕上診断技術者

という資格をもっていました。圧倒的な資格差です。

正直、素人ですし、このような資格が、どのように役立かわかりません。資格に意味があるのさえです。

実際、わからない中(素人集団)で、判断して決めていかなければならず、第一印象や資格など、ちょっとした差(もしかしたら職務遂行能力と関係ない部分)で決定してく様を実体験しました。

資格を持っていなくても、業務遂行能力が高い人は大勢いると思います。しかし、こういった比較になってきますと、ちょっと差で決まることも事実は無視できないと感じています。

そして過度な競争は避けるべきですが、適切な競争原理は働いた方がいい という価値観をもっています。

もうひとつ、資格を持つことが、その人が獲ることのできる経験・チャンスが広がるのでは? という仮説も立ちました。実際のところ、どうなんでしょう?


皆さんはどう思いますか?