2012-07-12 Vol.170 寄り添うビジネス、解決するビジネス

先々週末、宮代町でジャガイモ掘りをしました。鋤での掘り起こし、手に豆ができ、筋肉痛になり と。収穫体験は楽しい、そのあとのビールも美味しい、ジャガイモも美味しかったです。

先週末、東京ビックサイトでブックフェアに参加してきました。子供を連れての参加でしたので、ゆっくり見ることはできませんでしたが、なんとなく思うところがあります。

今週末は何をしよう。

◆さて本題。寄り添い型のビジネスと解決型のビジネス

事業/マインドとして、寄り添い型のビジネスと解決型のビジネスがあると思う。

寄り添うビジネスは事業として長生きし、安定した収益を挙げる/継続すると思われる。具体的にはお寺だったり、寄与品の製造だったり。また、街中にある憩いの喫茶店なんかも寄り添いのビジネスだと思う。

その逆は、解決型のビジネスである。問題を発見して、解決していく、いわゆるソリューションビジネスである。

IT業界はソリューション型がメインかとおもったけど、二つのマインドが混在する というのが今回の気付き(仮説)。

・運用側は「寄り添い」のマインドが強く、
・構築側は「解決型」のマインドが強い。

経営層や上長・上司は「解決型」を求めるが、部下は「寄り添い」となるため、齟齬が生じている という仮説。

Aという問題があって、解決したいと思っても、部下/運用側は、Aという作業がどれだけ大変かを訴える/できないことを訴える傾向にある。

これは、Aとう問題が解決すると自分の価値/存在意義がなくなってしまう恐れからの防衛本能と言えるのではないだろうか。


逆に「解決型」のマインドが強い人は、第一声「できますよ」と軽く受けてしまう。もちろん、簡単にできる場合も往々にしてあるのだけど、前提条件を詰めず、後で問題になることもしばしば。営業に多い可能性がある。

また、こういった解決型マインドの人は、寄り添い型マインドの人から妬まれる/恨まれることもあり、「なんで正しいことをしているのに嫌われるのだろう?」という思考になるのではないか。

という事で、「寄り添い型」マインドの心に配慮しながら、互いの共通の問題として見立て、解決策を実行していく必要があるのだろうな と思う。

この仕事を解決するのは大変ですよ〜 とアピールしつつも、条件や環境などが揃っていたから、我々はすんなり解決できたん っと。←メンドクサイ。

また、解決型マインドの人は、全ての問題が片付いたらどうするのか?
自分で問題と作る「マッチポンプ」の思考にならないように、気をつける必要があるな っとも。

落ちはないですけど、現場でトラブルが発生していて、実体験に基づいた気付きということで。