2012-05-30 Vol.165 命のバトン/5月に読んだ本

先日、Tさんのお客さんからの良い評判を風の噂で聞きました。

同じ会社の人間として誇らしく思いました。嬉しくなりましたのでご報告です。この気持ちってなんなのでしょうね。


先週末、マンションの避難訓練を実施しました(防火管理者:副のため)。今回は水消火器による消化器の方法でした。指導をしてくれた消防署の方に、他にどのようなことができるか聞いたところ、「救命講習」や「煙ハウス」などができるそうです。

次回は「救命講習」にしようかと。

なんの講習か忘れましたが、「命のバトン」という動画を見たことがあります。子供を持つ親となって、いろいろと思うことがあります。

〜a message from Saori
http://youtu.be/1b69U_3TmE4

川崎さおりさんからのメッセージで、私の見たものとは少し違いますが、5分ぐらいですので、是非見ていただいて、会社などの現場で行われるAED講習などに積極的に参加して頂き、もし私の子供の心肺停止時に居合わせたら、勇気をもって心肺蘇生を行って頂きたいと、強く思う所存でございます。

動機の部分といいますか、導入部分、モチベート・ドライブする内側への共感も大切だと感じたのでクリップしていました。

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さて本題です。
5月末までに読んだ書籍数 44冊

4月はご報告しませんでした。なぜなら読書数が少なかったからです。情報処理試験のため、前半2週間は読んでいませんでした。

ただ年間100冊のペースで読めていますので、このペースのインプットを続けたいと思います。ピックアップは2冊。「風が強く吹いている」と「極北ラプソディ」

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◆風が強く吹いている

箱根駅伝を舞台にした小説です。著者の書いた本が今年の本屋さん大賞になってました。女性の視点で人物を個性溢れる魅力的に描かれています。

子供のころ、箱根駅伝なんて何も面白くなかったのですが、自分が大学生になったころから、徐々に面白いと思うようになりました。

「シード権」、「繰上げ発走」、「区間賞/区間記録」、「登り・降り」、「メンバチェンジ」など人間ドラマや心理状態などのストーリーが、ただ「走る/順位を競う」ことよりも、より楽しくさせている要素かな と思います。

普通の長距離競技でのテレビですと、トップしか写らないのですけど、箱根の場合は違います。

・20チーム中10位までに与えられるシード権
→シード権が得られない場合は、予選会に出る必要があり、この予選会もちょっと複雑なシステム。(加算されるポイントがある)

・襷を最後までつなげるか
→交通規制の関係でトップと一定時間の差がつくと、繰り上げスタートとなるその際、母校の襷ではなく、大会本部が用意した「繰り上げ襷」となってしまう。

とまぁ、普通の陸上よりも、よりエンターテイメント性の富んでいる競技(大会)
であり、その面白さを女性の視点で繊細に描かれている作品だと思いました。

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極北ラプソディ

「チームバチスタ」シリーズを書いている海堂尊さんの小説です。
海堂さん自身が医者であり、日本の医療問題を背景に書かれているのも、非常に面白く思っています。

が、嫁に言わせると「つまらん」と一蹴されるのですが。。。
小説のテクニックとしては、アレなのかもしれません。

現実に起こるであろう問題や葛藤を突きつけられるんですよね〜。

現実の医療従事者が書いている とは別に、17冊に及ぶ作品が、架空の地方都市である「桜宮市」を中心に舞台設定を共有するしていることも楽しみが増えているひとつでもあります。

「極北クレイマー」で地域医療の崩壊を見て行くのですが、今回の「極北ラプソディー」では再建(へのスタート、およびその問題点)が見えるわけです。

二足のわらじ、多才をふくめ、尊敬するわけでもあります。

      • 4月5月で読んだ本----

地域再生の罠
まちの起業がどんどん生まれるコミュニティ
コミュニティデザイン
アメリカの小売業のすべて
iPhone4S 使いこなしガイド
1000人確実に集客できる方法
風が強く吹いている
君のいる場所
世界に通用する子供の育て方
論文の書き方(清水幾太郎)
極北ラプソディ
小論文これだけ!(樋口祐一)
マンションの資産価値を高める本
いちばんわかりやすい電子書籍の本
電子書籍の真実
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