2011-08-17 Vol.113 べべん
今、まさに、お腹がイタイです。冷たいもの食べてないんだけどな・・・
8/15 終戦記念日でしたね。
大人になり契約・約束事を学ぶにつれ、終戦の日は9/2じゃね? って思うようになりました。じゃあ、8/15は・・・・玉音放送の日 なのでしょうね。
8/14 ポツダム宣言の受諾を連合国側に通知
8/15 玉音放送
9/2 降伏文書に調印
→7年後の 4/28 サンフランシスコ講和条約により、連合国と日本の戦争状態が終結
お恥ずかしい話、私は今年知ったのですが、どのくらいの人が理解しているのかな? なんて思ったりしました。(←常識ですか?)
玉音放送の原稿(下書き?)を書いた迫水久常さんの著書は読んでみたいと思いました。良い文章ですよね?
関連して、日本は、国連に対し、分担金やらPKOやら、いろいろと貢献していると思うので、死文とはいえ敵国条項は早めに削除してほしい とも思いました。
なぜ削除にこんなに時間がかかるのか理解できていないのは、ひとえに私の勉強不足だとも思います。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- Wikipediaより------------
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
国際連合憲章第53条(決議の例外)と第107条(連合国の敵国に対する加盟国の武力制裁)では、第二次世界大戦中に「連合国の敵国」だった国が憲章に違反する行動を起こした場合、国際連合加盟国は国連決議に関係なく、単独でも無条件に、当該国に対して軍事的制裁を課すことが容認され、この行為は制止出来ないとしている。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
これって、中国が単独で日本に制裁してもOK、国連は抑止できない ってことですよね?
さて、本題です。
山道を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
夏目漱石の[草枕]、冒頭の部分です。これはDSの文学全集で読みました。(←何年前だったかな。)
読んだ時に、「本当にそうだな」とか、「文字(表現)の美しさ(?)」に感動という印象があり、記憶に残っています。時の自分のモヤモヤと合致していたのかもしれません。
・智=正論は時に暴力になり、角がたつことは多々あります/杓子定規はよくないよね。
・情=できるだけ触れたくない という気持ちもあり、知ってしまうとほっとけい けど・・・
・意地=吐いた唾は飲めねーんだぜ、アニキ(←ヤクザ漫画の台詞)
教育テレビ[日本語で遊ぼう]という子供番組があるのですが。
http://www.nhk.or.jp/kids/program/nihongo.html
いろいろな分野の古典:「じゅげむじゅげむ〜」(落語)とか「祇園精舎の」(古文)とか、百人一首や、お国ことば(方言)とか文学を子供達と文芸の人:konishikiさん、野村萬斎さん、神田山陽さん がでています。その中で私のお気に入りは『うなりやベベン』
三味線をひく変なおっさんなんだけど、リズムがこぎみよい。声もだみ声なんだけど心地よい。そのベベンが、草枕の冒頭に2番をつけて歌っていました。前向きでいいな! とおもったのでご紹介。
-
-
- 1番----
-
山道を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
-
-
- 2番(ベベン作詞)---
-
山路を下りながら、ベベン考えた
智を人のために役立てて
情に感謝して「ありがとう!」
意地と度胸でのりきれば
ほんに人の世は素晴らしい。
「ほんと、素晴らしい!」
漱石に魅かれもしたけど、ベベンの[光:前向き]に洗われた気分です。
こんな歌を聞いただけでも楽観主義になれるな なんて思いました。
Harvard Business Review 7月号にも「トラウマを糧にする法」という論文に、
「再起力(=楽観主義)は習得できる」 と書かれていました。