2011-3-31 価値観

311の以前と以後で、価値観が大きく変わり、同じ風景でも見え方が違ってくる、そんな気がしています。私自身の価値観のコペルニクス的回転期にいるのかもしれません。感情の高ぶりや混乱していると思います。

とはいえ、余震のリスクはだいぶ軽減されました。また暖かくなり計画停電も少なくなりそうです。水などの不足も懸念されていますが、物流や物不足もだいぶ解消されました。

安定した思考/判断をするために平常を取り戻せそうです。


・さて、最近は
鮮魚が安いです。飲食店作業は停電や自粛ムードなどで業績が落ちていると思います。スーパーなども冷蔵庫が使えない=保存ができない 買い控えがおきています。なのでお刺身が安い。我が家のお刺身率がかなり挙がっています。

ご存知だと思いますが、福島は東北電力の管轄です。関東の電力を賄うための原発があり、被害にあわれています。どうにか被災地を応援したい。

茨城産のレタスを買いました。良く洗って美味しく頂きました。会津産のコシヒカリを買っています。これもできる限り継続したい。自分できる事は限られていますが、被災地の為に出来る事を考えています。

※楽観論を唱えるわけでなく、情報収集をしながら冷静に正確な判断を心掛けたい という意味で。


・募金活動に思うこと
頻繁に見かけますが、立っている事に意味はあまりないな と感じてしまいます。

学生時代に「あしなが募金」に参加したことがあります。交通遺児のための学費募金です。こういった団体から大学の体育会に対して、ボランティア依頼がきます。体育会加盟の運動部は1〜2名の人数を出すのですが、所属していたラグビー部は1年全員参加を決めていました。先輩達の話を聞くと(その時はバブリーであり、川越市で実施したこともあり)、3〜5万/人 の募金額が集まってました。私の時は、バブル崩壊後&東松山市だったので、1万/人 程度でした。1日拘束されるので、≒アルバイト です。

啓蒙という意味はあるけれど、自分が稼ぐようになり、その分を募金にした方が金額は多くなる と感じました。

では「どうしたら募金を多く集めることができるか?」 という思考トレーニングをしてみました。

一時期、ホワイトバンド運動が流行りましたよね。「ほっとけない 世界のまずしさ」って。あれの意味は色々ありましたけど、ただ立つだけでなく、アイデアや仕掛け、コンセプトが大切だと。
また、NYでの大規模停電などでは、T-シャツなどが売れました。寄付文化のあるアメリカでは何らかに意味/脈絡を持たせる必要がありそうです。チャリティーバザーなどですね。

で、思いついたのは、e-bayを使ったオークションによる募金。
全額寄付をうたい、首長(○○市長/○○町長)の感謝状と、被災直後/5年後の写真を贈る。No100まで限定。

市町村は沢山ありますし、コンプリートやNoによる希少価値を出すこともできます。また感謝状や写真は飾る事ができますし、拠出金の一部が復興に役だったということを残せます。

案では首長としていますが、学校単位/校長などでもできそうです。ある程度の管理費は必要ですが、ただ募金お願いに立つよりも多くお金を集めることができるのでは? と思いました。

何かできる事、アイデア なんでも構いません。思う事がありましたらリアクションをお願いします。