2011-2-2 ジャスミン

サッカーアジアカップ、日本優勝おめでとう!!

何をかくそう、その日は、作業立会いでした(凹)

kickoffと同時刻に、事前ログ取得を開始して、試合終了の時間にキャリアから終了連絡を受けて、事後作業に入りました。知人には渋谷のスポーツバーで飲むと言ってましたので、交差点で補導されているかもしれません。

試合は見ていませんが、本田とか長友とか川島とか李とかすごかったそうですね。
香川が抜けたと聞いて、ヤバいかな?と思ったのですが、やってくれました。

勇気がでますね。

で、そのアジアカップが開催されていた[カタール/ドーハ]。そのカタールと連日ニュースで流れている[エジプト]を息子に買った地球儀で場所を確認しました。

意外と近い・・・

エジプトの経済規模は「静岡県」と同じぐらいだそうです。まぁ日本経済の受ける影響は限定的でしょう。改めて気付いたのはイスラエルと隣接している事でした。

イスラエルが不安定な場所 は皆さんもご存じだと思います。

イランの大統領は、「イスラエルを世界地図から無くす」と公言しているくらいですし、村上春樹イスラエルで賞を受賞した際のゴタゴタもありましたしね。

[常に卵側に立つ]
http://www.haaretz.com/culture/arts-leisure/always-on-the-side-of-the-egg-1.270371

エジプトはイスラエルを承認している国家です。30年以上も独裁が続いていますが、西側にとって都合がよいので支援されています。鬱積は溜まっているようで、観光客を狙った銃乱射事件などがニュースに流れたこともあります。※現地語で銃を乱射することを宣言して、外国人だけを狙った事件など。

ピラミッドとかスフィンクスとか、一度は旅行してみたいと思っていますが、不安定さもあって躊躇していた国でした。ムバラク大統領は、欧米諸国の支援を受けて、権力の座についていた と言えます。

もし、政権交代が起こったら、イスラエルは承認されるだろうか?

今回の反政府運動(民主化運動?)は良く考えられています。民主化のリーダー(スポークスマン)に、ノーベル平和賞受賞者であり、元IAEAの職員であるエルバラダイ氏を担いだ事です。これにより、欧米諸国は民主化運動(反政府運動)を悪者にできなくなりました。エルバラダイ氏が現地入りしたことで、報道ニュースのニュアンスも変化してきています。反政府デモ⇒民主化運動

この件で調べてみると、昨年末にチェニジアで民主化運動(ジャスミン革命)が起きていました。大統領が亡命をしているくらいです。チェニジアもイスラエルを承認しています(いました)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%9D%A9%E5%91%BD

↑上記を読んで、鳥肌が立ちました。理由は説明できませんが。


何が言いたいか というと、世界はアメリカの1極支配から徐々に開放され、戦国時代のように混沌とした時代になろうとしていると思います。昔はG7でGDPの90%以上を占めていました。なので7国で合意/秩序ができていたわけです。その時の競争人数は3億人でしょうか。

それが、今ではG20となっています。G7では世界GDPの60%にも満たないのでしょう。7国の合意形成だって大変だったのに、20国集まって合意形成なんてできるはずありません。競争も激化しています。昔は3億人での競争でしたが、今では20億〜30億での競争になります。ブレーキのないジェットコースターに乗っている気分なのでしょう。
きっとダボス会議では、現代のリーダー達が不透明な時代について、互いの不安を語りあっているのだと思います。

不安に感じているのはエスタブリッシュメント達です。

「戦国時代」にワクワクするのは我々です。今までは、家によって出世も仕事も決まっていたのが、自分の才覚を発揮して活躍する場ができつつあります。新しい秩序ができるまでチャンスがあらゆるところに転がってくる時代になります。

自分の才覚で世界に勝負できる時代は、すぐそこまで来ていると思います。

コーエーのゲーム、「信長の野望」とか「三国志」 とか好きだったからかも、上記のような発想になったかもしれません。楽しみですね。