2010-10-27 長野

私「でーんでん、むーしむし、かーたつむり♪ おーまえの・・」
息子「『おまえ』って言っちゃいけないんだよ!! ねぇ ママ 、パパが『オマエ』っていってた・・・」

息子は元気に成長しています。


引き続き、長野の事です。

◆酒千蔵野 幻舞

新郎もお酒(日本酒)が好きで、地元、川中島にある酒造の日本酒を鏡開きで振る舞うという演出でした。

酒千蔵野 長野県で最も古い酒蔵だそうです。また、杜氏が女性でもあります。両親は酒蔵見学をしており、その時に女性杜氏に案内してもらったと聞きました。

香りがとてもフルーティーでした。アルコール度は高めのように感じたので、たぶん少しキツめかもしれませんが、フルーティーさの方が際立っており、飲みやすいお酒だと思います。

このお酒でもストーリーが作れます。

・地元(川中島)のお酒
・長野で一番古い酒蔵
杜氏が女性

※※HP抜粋※※
酒造りが女人禁制とされたのは江戸時代で、“和醸良酒”といって、和を以って醸すとよいお酒 ができるが女性が入ると気がそがれることから、女性は遠ざけられたそうです。
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http://www.shusen.jp/index.shtml


◆宿坊

善光寺を散策していて、目に入ったのが宿坊です。とても多くの宿坊が、善光寺の近くにあります。

戻ってきて調べたのですが、善光寺周辺には39の宿坊があるそうです。宿坊にはそれぞれ御堂があり、住職がいるそうです。そこで精進料理と頂いたり、お朝事(おあさごと)を案内してくれたりするでそうです。

http://www.zenkoji.jp/syukubou/index.html

ふと考えたのですが、社員旅行のひとつとして、『宿坊』という選択肢もありかな?っと。宗教色がありますので、注意は必要ですが、日本に古くから伝わる文化でもあります。7月の朝日新聞記事に、「もう一度生まれ変わるとしたら、(日本以外で)どこに生まれたいか?」という質問への答えが掲載されていました。

人気投票の2位に「オーストラリア」対して、あるブログで以下のようなコメントを見つけました。

                  • 以下ブログ抜粋---------

尊敬する先輩の解説では、「広大な自然、豊かな大地といったイメージなんだろう」ということでした。10歳ほど年下で、世界をかなり広く動き回り、現地人との生きたコミュニケーションを実践している男性の話は、もっと手きびしいものでした。「実際にオーストラリア人と交わってみると、あんまり面白くないですよ。会話が成り立たす知的レベルが結構低いですからね」ということでした。

たぶん、人間の微妙な感情のひだとか、もののあはれとかを理解する心が欠けている人が多く、パスカルのいう「繊細の精神(エスプリ・ド・フィネッス)」といったものが不足している人々の国だというイメージをぬぐえないからだと思います。

                                                                • -

オーストラリアに1年弱滞在してみての感想、確かに純粋で子供みたいに良い奴は多いのですが、繊細さは持ち合わせていないと感じました。シティ(シドニーの中心街)から車で20分の行けば、サーフィンのできるビーチがあり、クルーザーの保管料金(駐車場代みたいなもの/日本はバカ高い)は世界でも安い料金帯だし、広大な大地があります。

しかし、ビジネスで上を目指す人は、オーストラリアから出ていきます。理由は様々なのですが、広大な土地だけど人は2000万しかいません。マーケット自体魅力がない とか1次産業(資源)と3次産業(サービス)しかない (面白みのある2次産業がない) とか。有能な人は、シンガポール(距離的に近い)、ヨーロッパ(祖父母がいる)、アメリカに出るとも。

リタイヤして余生を楽しむ所 or 大自然を楽しむ所 なのかもしれません。

この先に待っているグローバルな競争世界、英語は必須でしょうが、語学だけではないかと。付き合って楽しい人は、人間性であったり、文化だったり、内面も充実、歴史の理解などと必要だと考えています。その日本にある文化の知る一つとして、善光寺を考えてみました。