2010-9-17 心筋梗塞

私は、火曜日に母が心筋梗塞で倒れ、救急車&緊急手術&入院となったり、娘が風邪(40℃の熱)で連日連夜、ぐずつき夫婦共々寝不足であり、子供が熱を出したときなどは、母の援助があり、家内が楽になっていたのですが、その援助がなく、家内も風邪気味になったり、15日は家内の誕生日なのですが、誕生会をやれる状況でなかったり・・・・
こんな状況で「休日、ラグビーに行ってもいい?」と言い出せませんが、とても元気です。

心筋梗塞とは

心臓は、筋肉でできたポンプで、3つの動脈(環状)から、血液(栄養/酸素)を得て、動いています。その動脈が血栓などで詰ると、血流が滞り、細胞が壊死して、心臓が動かなくなり、死に至る病気だそうです。壊死した組織は生き返ることはありませんので、できるだけ早くの血流再開が、重要です。

従って、心筋梗塞は、死ぬか生きるか の病気で、発症した際は、素早い処置が必要なのだそうです。

母の場合は、明け方(3時すぎ)に自身で救急車を呼び、5時ぐらいには手術をして、6時ぐらいには終わりました。たぶん、ステント(足の付け根からワイヤーを入れて、詰っている箇所に形態記憶の筒を入れる)を実施したんだと思います。(医者からの説明を聞いたのは、父・母であったため、詳細はわかりませんが)

手術は成功し、術後も安定しています。発症後48時間のリスクが高いそうです。なので現在はICUに入ってます。

何よりも、早い処置が必要な病気ですので、深夜にも係らず、すぐに手術をしてくださった手術チーム皆さんや、その体制を敷いている自治体(救急医療体制)に感謝しています。そして、恵まれていることを実感しました。


ステントとは

血管などの管を、内部から広げる医療器具です。金属でできた網目の筒状のものです。わかりやすい図はこちら↓

http://blog.goo.ne.jp/stroke_buster/e/20243a4f60d1d890c33d864854bcad42

実は、大学時代の研究室が、物性(物の性質)で、カーボン(炭素)でした。その頃は人工ダイヤモンドの研究でしたが、現在はDLC(ダイヤモンドライク カーボン)に力を入れているとの話を聞きました。

炭素(C)は、地球上に多く存在しており、且つ多様は形状をとることができる物質です。有名どころでいうと、ダイヤモンドですね。それと鉛筆の芯、木炭、も炭素(C)です。化合物での有名どころは、二酸化炭素ですね。なので、ダイヤモンドは、高熱にすると燃える(二酸化炭素になるの)ですよ。ご存知でしたか?

炭素からできている素材(DLCカーボンナノチューブ)は、ステントにも使われています。こんな所で繋がるのですね。最終的には人工血管ができるかも って仰ってました。


医療費

医療保険等で見積もっている心筋梗塞の医療費用は、200万〜300万といわれています。なので、これに見合った保障という商品説明になります。ただ、これは特殊の場合のようです。ネットで調べ
てみると、実際には40〜50万ぐらい だと。

この医療費、誰が負担するのかな? と思いました。家族構成は父・母・私・妹です。父も母も年金暮らしです。医療保険は・・・未確認です。家族内でルールや話し合いなどはしてません。皆さんの場合はどうなりますか(どんなルールがありますか)?

本人に支払い能力がない場合もあるでしょう。その際、家族の誰かが負担することになります。お金以外にも、お見舞い/サポートなど時間的な負担もあります。

家族毎にルール(暗黙の?)があるかもしれません、暗黙ゆえに勘違い/齟齬もあるでしょう。このような問題に直面して、初めて考えることで、新たな発見でした。