2010-6-3 公用語を英語

こんなニュースを見ました。↓

楽天:社内公用語を英語に

楽天三木谷浩史社長は13日、社内の公用語を英語にしたことを明らかにした。経営会議から始め、一般業務の会議も英語にしつつある。三木谷社長は「サービス会社で世界で成功した会社があまりないのは、英語が話せないことが問題ではないか。コミュニケーションを英語にすることで本社を国際化する」と説明した。
(2010年5月13日 毎日JPより)

(コメント)
国家が生き残る為にどうすれば良いか? とシンガポールの首相は考え公用語を英語にしました(英語を追加したという表現が正しいかも、公用語は4つくらいあるので)。その政策と重複する部分があると思います。この考え方の根底は、「国家は人」です。シンガポールのように東京23区に毛が生えた程度の国土面積で、400万人を食べさせていく

その時の首相が本気で考えた政策の一つが「英語を公用語に」なんでしょう。三木谷さんも、社員を一生食わすために必要なこと を真剣に考えた結果、ではないかと思いました。


もうひとつ、「国家とは言語」だ という考え方もあります。
例え、異国の地となっていても、その母国語で話すことが落ち着くそのコミュニティが国家と考えることができます。ユニクロの柳井さんが、後継者育成で、全世界から200人を募集して育成機関を作る という取組をしています。この際の共通言語は「日本語」と言っています。日本文化や気配りなどが、世界に通用している、であれば、その言語は日本語ということでした。

柳井さんは後継者で2度失敗してますね。私は、玉塚さんを評価していたんですがね〜。その前の澤田さんには断られるし、その後の外部招聘も失敗しましたし。(少し話がそれました)


もうひとつ、「国家とは心の拠り所」 という考え方もあります。

ブラジルが新興国として台頭してきています。アジア(インド/中国)に注目がきてますが、ブラジルもです。で、そのブラジルの隆盛に、「日系移民たちの勤勉さ」 が一翼を担っている という考えがあるのも事実です。

そのブラジル移民の方/100年前から入植しているのですが、その時国家を忘れずにいる。そして、いま日本(祖国)の人口/労働力が不足していることに対して、逆移民(日系ブラジル人労働者)を斡旋したりしている。国力は人口力とも言われています。その解決の糸口があるのかもしれないと。
この時の小泉さんはスゴイな っと思いました。

http://mediamonkeys.net/article.php?story=20040928131111650


英語の話で、ある経営者の方が、「学生のTOEICTOEFLが先進国の中で低い、とか嘆いているが、それは企業側の責任だ」と仰っていました。上場企業の全社が、最低TOEIC600点以上 と基準を持てば学生は全員勉強します。そのくらい学生は勤勉です。我々大人たち/企業が、教育を底上げすることができるんです。」というような事を仰ってました。

当社の社員は50人弱、中国が台頭し、日本の国力が落ちるなか、全員食べていくためにどうすればいいか?

皆さんと話、考えることができたらと思います。

こういう記事を読むとワクワクしますね。


ところで、国家は、人?、言語?、心の拠り所? 
皆さんにとっては、どれにあたりますか?