2010-4-28 iPad

土曜日に、Nさんのマンションの下を通ったら、Nさんが、なにやら数人で、悪だくみをしているのを見かけました。手を振ったら、迷惑そうな(^−^)をされてしまいました。 アレは何をしていたんでしょうか?

さて、次回、あいださんが披露してくれるであろう、iPadの動画です。

以下iPad向けの『不思議の国のアリス』を見てください。

http://www.youtube.com/watch?v=gew68Qj5kxw


物欲がない方の私が、なんとなく欲しいと感じました。どうして、欲しがっているのか、その源を考えています。


自身に子供が生まれてから、特に思うのですが、読書って重要だと思います。

「人類にとって読書(書籍)が非常に重要である」と。

ライオンにとっての、武器が牙や爪であるように、人類の武器は頭脳であり、過去からの継承にある。継承の道具=智の集合体が書籍。

その書籍において、パラダイムシフトが起きる瞬間では と思えるからだと感じています。


話題を少し変えて、日本は垂直統合型を得意としてました。そして世界シェアを奪われていきました。

PCは、デバイスからアプリまで自社開発にこだわり、IntelMicroSoftDell・・・に世界市場を持って行かれました。

携帯でも同じような事が起きてますね。

将来は、自動車でも(関連するカーナビなどの車載製品も)起きるかもしれません。

電子書籍も、同じ事が言えそうです。書籍そのものも、閲覧デバイス(iPad/Kidle)も、閲覧アプリも垂直統合的に提供されないと考えた方がよさげです。書籍に関しても現在の出版社である必要がなくなると。


私が、川口市の市長であれば、

図書館を一つ廃止にして、そのお金で、川口市の小学生以下に電子書籍を配布します。

で、版権の切れた絵本などの配布を充実させ(そのようなNPO団体などに資金を提供する)、今まで図書館に掛っていた維持費で、新刊数冊分のチケットを毎年配布するという行政サービスを公約に掲げると思います。


・・・少し脱線しましたが・・・・

電子書籍に代表される時代の流れは、「非中心化」による「キュレーション・ジャーナリズム」の登場で説明できると思います。

田原総一郎が、テレビジャーナリズムを「流動食」(誰でも食べることができ、薬にも毒にもならない)と例えていましたが、そのようなマスを対象にしたサービスは役割を終える(非中心化)ことになると。

新聞社も、出版社も、その役割の終焉が近づいているように思います。

将来は、新聞やテレビなどのマスが消え(非中心化)、情報の氾濫のなかで、フィルタリングしてくれるマエストロ達(キュレーション・ジャーナリズム)がコミュニティレベルで活躍するという未来です。

このようなパラダイムシフトでは、新しいビジネスができると考えています。

出版経験がなくても、出版を取り持つことができる

例えば、予備校などの名物講師による、IT基礎学習(LPIC/CCNA)を、電子書籍化して、大手SI企業の新人プログラムとして、配布して、通勤時間に確認読ませる など。

まずは、マエストロ達(名物講師)の確保ですかね?

そっか、私はモノより、ビジネスが好きなんだ

「非中心化」
http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/160cf7bbd61d29d022ac6b7ee6203036

「キュレーション・ジャーナリズム」
http://pressa.jugem.jp/?eid=181