2010-4-14 電子版

先週の木曜日、長女が初めて歩きました。
子供の成長は早いですね。まもなく1歳です。その点、私の成長は遅々として進まない・・・(父だけに)・・・

日経新聞の電子版(有料版)が始まりました。購読されている方はいらっしゃいますか?

この電子版でアイデア

その人の趣味嗜好により記事(コンテンツ)や連動広告にしたら、面白いんじゃないかな っと思いました。

アマゾンのよう、「この記事を読んだ人は、こんな記事に読んでいます」みたいに。社会面がいらない人っていると思うんですよね。他にも紙面だけだと逃がしてしまう記事なんかあります。新聞とは知の共有であって、話題作りでもある。ではどんな記事にアンテナを張っているか というのが重要であったりします。

で、広告も連動していれば、尚良い。「Googleのアドチェア」的なもの。日経ブランドであれば、ある程度の広告も取れると思いました。

残念ながら、このような提案をする立場でも、技術を提供できる訳でもないのです。。。。もし、機会があれば現場で進言したいと考えています。

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どんな会社がいいだろう? と考えてみました。


◆その会社は、CIO派遣として大きく成長している。

その会社の理念 『会社の原動力は「人」』に示されるよう、「人」が活躍するにはどのような環境が必要か?を焦点に当てた、様々な仕組みが準備されている。


1、社員一人一人が持つクレド(信条)

クレドには、プロフェッショナルとして、どのように行動すべきか 指針が書かれている。[メンバーへの約束」「企業理念」「経営理念」「基本原則(12カ条)」の構成からなり、表紙には、「全ては○○から始まる」と書かれている。


2、名刺/社員章名刺にも社員章にも、『会社の原動力は「人」』への仕組みが準備されている。

まず、名刺。相手に印象をもって貰わなければならない。名刺も、憶えて貰うために、いつくもの工夫が凝らしてある。

・似顔絵 ⇒本人の特徴を世界似顔絵コンテストで上位入賞を果たしているAさんにデザイン

点字 ⇒自身が社会福祉/社会貢献に興味があることを示す

・デザイン ⇒ワンサイズ小さめにする/丸みを持たせる/素材を変える

・我が信条/自己アピール ⇒自身は何によって憶えられたいか/その信条を書く

また、肩書は「representative engineer」
(用法を間違ってるかもengineer's representative かな?)

全員が会社を代表するエンジニアとして活躍しており、自身の見解は、会社の総意であるという責任の重さも承知している。

社員章はプラチナ製。これは、金よりも価値のある存在である という意味をなしている。金より希少価値の高い「プラチナ」たるべく、内外的に示す覚悟でもある。

3、勉強会

勉強会も、『会社の原動力は「人」』への取組が導入されている。

講師は、色々な立場の人間がやる、社内では複数の勉強会が立ち上がっている。中でも人気なのは、社長が直々に行う「経営戦略勉強会」。変わり種として「社員給与体系勉強会」などもある。

また、勉強会でも最低限のルールが課せられている。最初にやることは決まっていて、それは、クッシュボール/Kooshball を使ったGood&New。アイスブレイク(緊張感をほぐし、プラス思考を身につける)を兼ねて、チーム連携を強める


4、新人研修

新人研修でも『会社の原動力は「人」』を意識している。その中でも特に変わっているのが3つある。「Dialog in the Dark、速読、社長のカバン持ち」がある。

・ダイアローグ イン ザ ダーク(Dialog in the Dark)

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目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?

暗闇の中の対話。
鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。
足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。
仲間の声、乾杯のグラスの音。
暗闇のあたたかさ。

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。
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・速読文章を速く読むための技術であり、時には読書法も含まれる場合ある。読書速度を向上させ、効率的に大量の書物を読破する技術をいったものである。

・カバン持ち社長のカバン持ち研修。自宅から自宅まで。経営者の視点を身につけることを目標とする。

5、読書会

勉強会の一環として、読書会が開催されている。こちらは、社員の80%が参加している、目玉研修でもある。著者は「スティーブン コビー、トム ピーターズ、ダニエル ピンク、PFドラッカー大前研一」など。

1ヵ月に1冊、課題となる図書が示され、各々が課題本を読んでくる。その中で自分にとって重要な意味をなす所に線を書き、発表する


6、社員旅行

社員旅行も委員会が立ち上がり、体験し感じること/場所を選んでいる。

一流のサービスを提供するには、一流のサービスを体験している必要がある。

そういったコンセプトより、宿泊するホテルは、その土地での一流の宿にしている。また、情緒や文化、その土地ならではを体験し感じるように企画されている。

例えば、祭り。「祭り」には、全てを飲み込むパワーがある。喜怒哀楽もなく、全員が熱中し、ひとつの方向に向かう。「御柱祭」「ねぶた祭」「祇園祭」。

他にも、工場見学やら、会社見学、海外見学(シンガポールマカオ、ドバイ、チャンギ空港)などが企画されている。


7、従業員には新しい製品/技術への補助も

携帯端末(iPod/Xperia)、電子ブック(kidle,iPad)の購入補助のほかに、blog、SkypeSNStwitterの使用奨励など。これらは、会社の理念である、新しい価値の創造/好奇心・探究心の追求に通じる施策とも言える。


こんな会社に入ってみたい と思いますか? 皆さんの「こんな会社にしたい」といった意見をお聞きしたいと思っています。