2010-2-17

先週11日、イチゴ狩りに行ってきました。

イチゴといっても、

・冬に収穫できる[一季成り]と1年中収穫できる[四季成り]がある
・ほとんどが[一季成り]で、[夏に強制催眠]をさせる必要がある
・受粉には[ミツバチ]が必要
・一夜にしてミツバチが原因不明に大量に失踪する現象がある
 [蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder、CCD)]
・ミツバチには[セイヨウミツバチ]と[トウヨウミツバチ]がいて、CCDがでているのは[セイヨウ]だけである

などなど、単純なイチゴだけど、知らないことが山盛りだな と思いました。

イチゴ狩りは 1300円/1人 と高いですが、やはり美味しいです。

普段、スーパーなどで購入しているイチゴは、運送/販売の日数を考えて、熟す前に収穫されています。それと比較してイチゴ狩りのイチゴは、[木なり完熟]です。
雰囲気も手伝っていると思いますが、美味しいんですね。

http://itigogari.com/

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中小企業のエンジニアが、大企業のエンジニアと、なぜ互角に、勝負できるのか? それは、技術力向上に集中できるからです。

技術者(エンジニア)、スペシャリストになる という上では、今の勤務体系は大企業より適していると考えます。

その理由として、


◆業務に集中できる環境である。
◆技術職に専念できる
◆いいとこ取りができる
◆お客様の声が直に聞ける
◆石の上にも3年とは、良く言ったものだ

今回は、◆技術職に専念できる です。


大きな会社であれば、帝王学/出世コース/ラインというモノがあります。○歳までに人事部を経験しないといけないとか、衛星店(都市部の大型支店)の副頭取クラスを経験しなければならない と
か。

将来の幹部候補生、経営層となるものは、営業畑、経理畑、総務畑、技術畑 というように色々な、部門間の利害を調整するために、技術とは別の人脈構築をする必要があります。

それぞれの部署で、専門知識を必要とします。もちろん、自分とは適性のない/本意ではない業務に携わる必要があります。すごい労力を必要とします。

そんなローテーションの中で、実務/技術力を高めるのは、非常に難しいです。

その点、当社のような技術に特化した中小企業の仕組みですと、技術職に専念できます。当社では、技術力の向上が見込めない案件/仕事は断っておりますしね。(その会社でしか役に立たない技術だったり、電話対応だったり、ヘルプデスク業務だったり は断っています)

技術馬鹿は不要です。営業的な立ち回り、色々な立場を意識しての発言、利害調整、ベンダコントロール といった対人スキル/コミュニケーションスキルは必要です。

そもそも産業界の技術は[人類の幸せに貢献する]ためにあります。それ以外の技術は、学術機関に任せるのが良いと思います。 例えば、モンシロチョウの行動範囲とか。

で、その技術のヒントは、お客様の意見にあります。こういう事がしたい(要望)、これが不便(クレーム)とか。お客様に身近に接することが技術力を高めるヒントになります。

青色LEDを発明した中村修二さん(そのあとの高額訴訟裁判の方が有名?)のお話で、「自身が発明した製品が売れない」という経験(お客様の声を聞いた経験)が、「大企業と同じ素材、同じことをしても駄目」を学び、青色LED発明の一因になったと思います。

[お客様の声に接する]や[コミュニケーションスキル]は[技術力+α]の付加価値の部分であり、技術者として必要な情報でもあります。


大企業はその組織の中でしか通用しない【ゼネラリスト】を育てているのであり中小企業は、他でも通用する【スペシャリスト】を育てているのです。


自分の得意な分野で勝負すれば、勝てる と考えています。