2009-10-7 デザイン

日曜日は買ったままになっていた、花火をやりました。

帰りに空を見上げると綺麗なお月様が。前日は「中秋の名月」でしたね。
我が街の、日曜日の夜空は綺麗に見えました。

もう少し子供に手が掛からなくなったら、月見酒もいいな と。


さて、今回は「デザイン」です。

日本は四季が充実しており、古来より生活用品は4種類もってました。春夏秋冬です。また、間には雨季(多湿/梅雨)があり、保管をしっかりする必要がありました。

そういった地理特性もあり(4つの生活様式/保管をしっかりしないとカビる)、日本は「収納」や「小型化」、「高機能」などの生活用品の改良に優れた感性を持っています。この感性は、日本は音楽や美に対して「鈍感」と評される理由にもなっていますが、優れている一面でもあります。

・美に対して鈍感→機能美を感じることができる
・一人の歌手がロックもバラードも歌い一貫性がない→多様性/許容性がある
一神教多神教(八百万の神)の違いでもあるかもしれません。

世界で成功するには、「機能」だけでなく「デザイン」が必要になってきます。
「実用性」⇔「有意性」の違いですね。

iPodがその良い例だと思います。企画/コンセプトは米国ですが、高性能部品のほとんどが日本製と言われています。日本の強みである、小型化/高機能の結果でもありますが、企画をした米国が大きな利益を上げているのも事実です。

日本人の強み、「機能美を受け容れる感受性」「小型化・高性能・改良」を伸ばしつつも、「デザイン」や「有意性」にも意識をして日々の仕事をしていきましょう。

例えば、作成する資料は「内容」もさることながら、「色調」「配置」「フォント」などに改良を加え、見た目も良くすることを心がけましょう。

自戒を込めて
・専門的になるな(技術バカはいらない/技術がないただのバカはもっといらない)
・アイデアやコンセプトはオリジナルか? 本当に価値があるのか?
・モノではなく「経験すること」にお金を使え!
・「普通」といいうことは、決していいことではない
・世の中には3種類の人間がいる、文化の創造者、文化の消費者、文化を意に介さない人 
  最初の2種類どちらかになるように
・一つのことに拘らず、広く物事を考える
・最も重要なのは「経験」である、そしてアイデアの交換や他人との触れ合いこそが、本来の人間のあり方だ
・目に保養を、デザイン専門誌に目を通せ


デザインと言われて、私はスープストックTokyoのスタイリッシュさ は意外と好きかもしれません。