2009-7-22 健康
先日読んだ本にプライバシーに対応する日本語がない という記述があり、眼から鱗でした。言われてみたらそうですね。そもそも日本の文化には、プライバシーという概念が無いんですね。
確かに旅館は、スリッパに浴衣で出歩くし、お風呂は大浴場、食事は大広間で同じモノを食す、部屋の仕切りも、襖一枚や欄間があり、音は筒抜け・・・と一つ屋根の下=一つの家族 なんですね。
その逆にホテルだと、スリッパや浴衣でのレストラン利用が禁止だったりして、面倒だなと思う自分がいたりします。
今度プライバシーマークを取得する訳ですが、そもそも日本に無い文化を学んで/導入しているんだと、改めて思いました。
さてさて、今回のテーマは「健康」です。
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健康
皆さんはどんな60歳を迎えたいですか?
私は小学生のころ、ブランコから落ちて腎臓をいためて、救急車/入院 という体験をしたことがあります。
入院生活は、自由が制限されました。歩きたくても歩けない、走りたくても走れない、学校に行きたくても行けない・・・・
その頃より、漠然とではありますが、「健康は大切」と思うようになりました。失ってから初めて気付くことかもしれません。
とはいえ、気力・体力はあったほうが良いので、皆さんも健康に良いことを心掛けましょう。
例えば
・エスカレータはなるべく利用せず、階段を利用する
・時間があるときは、一駅手前に降りて歩く
・タバコをやめる
体と心に良い刺激をあたえて、健康でいましょう。
①「歩く」
人間の足の骨の数は56個です。片足だと28個です。全身での骨の数は208個ですから、1/4もの量が足の骨ということになります。足は体を支える大切なパーツです。体重がかかり、それを支えながらも動きやすい構造を実現するには、小さな骨がたくさん必要になります。一番体重がかかるのは、かかとの部分の足根骨という骨で、体重の90%を7つの骨で受けています。
過去の偉人、レオナルド・ダ・ヴィンチ は足を「人間工学上最大の傑作」と表現しています。
さらに足には、体中の筋肉の70%があり、この筋肉の働きによって私たちは動くことができ、血液を心臓へと押し上げることができるのです。足の裏全体には神経が集まっていて、大脳へとつながっています。足にトラブルがあると、体になにかしらの不調が起きるというのも分かりますね。
64個の筋肉と腱
76の関節
107の靭帯
確かに、「人間工学上最大の傑作」ですね。
②禁煙
禁煙繋がりで、星野リゾートという会社をご存知でしょうか?
会社の上司に教えていただいた(家内が泊まりたいといってきた)ホテル運営会社です。先日、SLHに日本初加盟しました。
http://media.yucasee.jp/posts/index/1274
星野リゾートのHP全体が良くできているのですが、特に注目すべきところは「採用サイト」です。まず大きく
「あなたはタバコをすいますか?」
[YES] or [NO]
というページに飛びます。[YES]のページに進むと、タバコをすうことは競争力を弱めるという理由が3つ記載されています。
[作業効率][施設効率][職場環境]
そして再度、
「あなたは、たばこを断つ誓約をすることは可能ですか? 」
[YES] or [NO]
で締めくくられています。
リゾートホテル業界という斜陽産業の中で、競争を勝ち抜いている企業戦略は非常に学べるものがあります。こういった差別戦略もあるんだと感心しました。IT業界にも応用できるかもしれませんし/できないかもしれません・・・が、この戦略はありだな と。
NHK プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060110/index.html
星野リゾート採用サイト
http://recruit.hoshinoresort.com/
皆さんは健康に対してどのようなことに気をつけてますか?
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