2012-03-28 Vol.156 ノマドとコワーク

3/25 KさんがCCNAの1教科に合格しました。

いいですね。私も来月の情報処理、手を付け始めました。合格と続きたいです。

この時期、花粉がつらいです。寝ていて花が詰まって起きることもありますし、起きている時は鼻水に悩まされています。


さて本題です、最近「ノマド」って言葉が頻繁に流行っている気がします。
どうですかね?流行っていますか?のまど。

ノマド遊牧民から由来する言葉のようです。遊牧民・・・日本は農耕民族/稲作が主流となっており、ノマドは合わない気がするのですが、どうでしょう?

逆にコワーキング(Coworking)は、積極的に取り入れたい要素に思います。

似ているが、非なるもの のように思います。

ノマド:名誉の文化というイメージです。
少し武士道と通じるところもあり、忠誠を誓うのは一族であり自然のイメージです。

スコットランドの北部だったり、シチリア島であったり、モンゴルであったり。断崖や砂漠、厳しい大地と天候により、僅かな牧草を求めて彷徨うライフスタイルです。時に、家畜を奪われたり、侮辱されたりします。その際は決闘・戦争を。紛争地帯であり、気性の激しいこと、引いたら生きていけない事を知っている文化です。

名誉を求めることであり、そのための決闘であれば、肯定されることも。

      • 以下、引用---

家畜を飼う土地の文化は、作物の育てる土地の文化と大きく異なる。農民が生き残れるかどうかは、共同体のなかで他の仲間と協力し合えるかどうかにかかっている。だた、牧夫は独立の生活を営む。夜、泥棒がわざわざ作物を全部刈り取りでもしない限り、農夫は自分の生計手段が盗まれる心配がない。穀物は簡単に盗めない。だが牧夫の場合は心配だ。家畜を失い、生活が破壊される脅威に常にさらされる。だらか、牧夫は攻撃的にならざるを得ない。言葉と行動によって、自分が弱い存在でないことを明確に示さなければならないのだ。

                            • -

上述は、日本やアジア地域に根ざす稲作文化とは対極にあるように思います。稲作は(やったことないけど)とても手のかかる農作物です。小麦とかとうもろこしのように種を蒔いたら収穫するだけ(やったことないけど) というわけには行きません。

水の溜まる粘土層の上に泥の層をもって、しかも、平らに均して。灌漑を整備し、水を張ったり、抜いたりし、雑草を抜き。全ては1年のうち、決まった時期にやらなければなりません。

小麦やトウモロコシは、種を蒔いて、雨さえふれば、良いそうな。しかも、一定期間土地を休ませないと、痩せてしまう ということで、[休み]も組み込まれている。大規模農業に向いている作物でもある。

稲作は水[灌漑]が栄養を運んでくれるので、やればやるほど、肥えて行く。美しい田園風景 というのは、他の民族にとってアメージングだと思う。

紙は細部に宿る というように、あの美しいさ、そのプロセスをストーリーにしたらみんな感激するし、観光客はもっと呼び込めると、個人的には思ったりする。

「右へ習え」や「赤信号、皆で〜」が肯定されるのも、隣が田植えをしたら自分達も田植えをすることが正しいという学習・文化から。狩猟や遊牧の就労時間が1200時間に対し稲作は3000時間を越える とも言います。

どちらが正しい というわけではないですが、日本にはその文化があるので、あるのものを活かした方が、いいんじゃね? という気持ちです。

◆コワーキング:Coworking
それぞれ独立したプロフェッショナルが、協同スペースを利用したり共同でなにかを成し遂げたりするイメージです。

IT業界ではよくある、プロジェクト という組織形態もコワーキングだと思っています。

もうひとつ、コワーキングの魅力は、交わりがあることです。織田信長の開いた楽市楽座ではないですが、人々が交わり・交流することにより新しいアイデアだったりサービ