2011-07-15 Vol.107

最近、現場で[待機]が多いです(もうしばらくすると忙しくなるのですが。)
で、例え「拘束されたとしても思考は自由」ってのを実感しています。
これはこれで、楽しいですね。

数週間は多めに週報を送付しちゃいます、忙しい方は振り分け設定しておいてください。

先日、卒業以来はじめてとなる部活(大学)の同期会をしました。

チームマネージメントにおいて共通するといいますか、良い経験になる部分があるな と思いましたので、纏めてみようと思います。

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◆長所を伸ばす という思考
アメフトほどではありませんが、ラグビーはポジションによって必要とされる能力/役割があります。サッカーよりはバスケに近いかもしれません。

FW、力/技術勝負です。FWも三列まであって、
第一列:は重量:パワー
第二列:高さ、持久力
第三列:ボールへの瞬発力、嗅覚

BK、スピード/技術勝負です。
ハーフバック:FWとBKの橋渡しです、キックorランを場面によって選択
センター:アタックです。縦の動きに強い人や横に強いひと パスセンス
バックスリー:スピード、キック処理

このように求められる能力が違いますので、練習メニューも違えば、伸ばす方向、取得する技術も違うわけです。従って「長所を伸ばす」という思想があります。

※とはいえ、[猫]のチームワークより[獅子]のチームワークが強いように全方位的にトレーニングをしますけど。

◆戦術/戦略を考える試合準備

各チームがそれぞれサインプレーを用意します。10種類から20種類でしょうか。基本はセットプレーからです。このサインプレーは練習しますので、戦略にあたります。個人のスキルを上げることのほかに決め事を作っています。このサインプレーを考えたりするのが面白かったりします。

試合が始まると、どこでミスマッチがおきるのか? というのを考えます。FWが強いのかBKが強いのか、ウィークポイントはどこか? 特にBKは1対1の勝負をしますので、ミスマッチを探し、そこで対決が集中するようにゲームを組み立てます。戦術ですかね。

例えば、チームの強みは[第2センターの横の動き]だった場合、奇襲で使えるのは1回だけです。であれば、隣の[第1センター]に縦(つっこみ)をさせて、こちらのチームの戦術は[第一センターの縦突進]というのを前半に植えつけます。
そして、後半の勝負どころで、[第2センターの横]を使う といった戦術を採用したり、軌道修正したりします。

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と上記は、メリットだな と思う点ですが、物事にはデメリットが付随しています。(作用反作用、陰陽、表裏一体、馬鹿とハサミ、夏の火鉢)

・筋肉バカが多い
→本当に多いです、写真の際は[1分時間をください]といって腕立て伏せをしてシャツを脱ぐ人が多いです。そういったのに感化されていきます。(じゃ俺も)

・ラフ/雑/鈍感/汚い
→本当にドロドロにクタクタになるので、色々な事が気にならなくなります。
(粗にして野だが卑ではない?)

・下ネタ芸が大好き
→集まりとか会合とかで、「来年の豊富を述べてください」と言われているのに[来年の豊富を態度で示したいと思います]とかいって、下ネタ芸を始めます。
結婚式とか、最悪です。みんなドン引きです。

※大抵の体育会は当てはまると思いますけど、率の問題でしょうか。サッカー部も上品ではないですよね。

ということで、わが子にラグビーをさせるのは、嫁が反対をしております。
メリット < デメリット なんでしょうね。

MBAの授業では「スポーツから学ぶチーム力向上」というのもあるようです。こういう風に纏められるようになりたいです。
http://hbslife.exblog.jp/4188939/

メリット > デメリット と思った方、バナナを食べるようにご子息にラグビーをさせてはいかがでしょうか。うちは・・・さりげなくラグビーボールを置いたりしていますが、厳しいでしょうね。実際。