2010-12-20 11月に読んだ本

先週末の忘年会、お疲れ様でした。
早くも1年が終わります。

自身の子供達は、多くの事ができるようになりました。

それに比べて自身は、何ができるようになった? っと。

どれだけ[成長したか]を比較をしておこうと思っています。

11月に読んだ本です。
は当りが多く、良い本に恵まれました。


本当に、どの本も良いです。が、今回はこの3冊。

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◆この世でいちばん大事な「カネ」の話
マンガ家西原さんの半世紀。タイトルに釣られた形になりますが、それでも楽しく読めました。お金の価値について自身の置かれた状況に置いて教えてくれます。

高知出身なのですが
・母が離婚をして、実家に身を寄せている幼少期
・再婚して工業団地に引っ越してきた小・中学期
 ⇒餞別にシンナ 一斗缶、妊娠した時にカンパ代
・父が起業してバブリーになり私立高校期
 ⇒他のお嬢様との価値観の違い
・高校退学を命じられて、裁判で争った時
 ⇒保身のために嘘をつく聖職者/大人達
・父の自殺
 ⇒大検合格、大学受験の前日/母親がぼこぼこに殴られた顔
・100万円をもって上京/予備校
 ⇒決意をもって上京したのに、予備校ではビリという現実
・お金を稼ぐ大学期
 ⇒エロマンガで稼ぐ

大人になってからは、マージャンで年間500万すったり、FXで5000万すったりと。

状況に大きく左右されるお金の価値を興味を引く文章で書いています。

最後はギャンブルを辞めた切っ掛けとなる旦那さんのお話。
旦那さんの職業は、旬な戦場カメラマン。故人ですが、スモーキーマウンテンの話なども少しでました。

昔、単館上映されていた映画バスーラというドキュメンタリをいつかは見たいな と思っていて、ハッと思い出しました。
http://www.basura-movie.com/top

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◆情報調査力のプロフェッショナル

ITリテラシを高めること

あらゆるビジネスでの基本だと思います。著者はコンサルティングファームでリサーチトレーニングの講師を務めており、手順/サイクル/フレームワークが書かれています。

情報リテラシとは
 アメリカでは1998年 図書館協会が児童・生徒のための情報リテラシー基準を定めています。それは3つのカテゴリ(情報リテラシ、自主的学習、社会的責任)で9つの項目になります。

情報リテラシでは
・情報に効率的・効果的にアクセスるう
 ⇒ニーズの把握、情報が意思決定のベースになることの認識、質問の明確化、情報源の選択、情報入手の戦略策定

・情報に対する判断能力を持つ
 ⇒正確さの見極め、事実と意見の区別、不正確な情報の確認、問題に対する正しい答えの選択

・情報を効果的・創造的に利用する
 ⇒情報の実践的利用、現有知識との融合、問題解決の応用、正確な伝達

http://edweb.tusd.k12.az.us/uttelib/information%20literacy%20standards%20for%20student%20learning.htm

米国の児童は1998年から、情報リテラシを高める基準と設けており、教育に活かしている訳なのですね。日本では情報リテラシと言うと、携帯とかPCの使い方が中心のような気がします。

できれば、学生の内に読んでおくべき本だったなぁ と。

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マグネシウム文明論

久しぶりに[学術]に興味をもちました。しかも実用化を目指している技術です。
この理論では、石油に代替するエネルギーは電気ではなく、マグネシウムと結論づけています。

理由は、、、本を読んでください。

非常に面白いです。また、単に理論だけでなく、実現するために会社を作って、資金にも取り組んでいます。

その会社にも注目していきたいと思います。

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この世でいちばん大事な「カネ」の話
真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか
経営品質入門 新版―効果的なセルフ・アセスメントの実践 (単行本)
獄窓記
ブランドは広告でつくれない 広告vsPR (単行本)
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法
ネットワークエンジニアの心得帳
マグネシウム文明論
世界を知る力
いまこそなりたい通訳・通訳ガイド
情報調査力のプロフェッショナル
井形慶子著「老朽マンションの奇跡」
亡国のイージス

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