2009-6-17 メディアリテラシー

1週間におきた政治の話を2つ。

「ぽっぽっぽー、鳩ブーブー。」

AERAの一行コピーです。先週末、鳩山大臣が辞任(更迭?)しましたね。この出来事を表す見事な名コピーだなっと。短い言葉でイメージを残すのは非常に難しいですよね。糸井重里なんかは、すごいな と思っています。


「31歳、千葉市長」

自分より若い人が、政令都市の市長になったのは、驚きました。変革を求めている/若い人にチャンスが来ている という機運があるのかもしれません。自分も頑張らねば、という励みになりました。



さて、本題です。今回は「メディアリテラシー

メディア・リテラシー(英: media literacy)とは、情報メディアを主体的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。「情報を評価・識別する能力」とも言える。ただし「情報を処理する能力」や「情報を発信する能力」をメディア・リテラシーと呼んでいる場合もある。なお、この項では主に、「情報を評価・識別する能力」という意味のメディア・リテラシーについて記述する。

                                                        • -

情報を鵜呑みにすると、不利益を被ることがあります。入ってきた情報に「何の意図があるのか?」を考えて、リテラシーを向上させることが大切だと考えています。

私が、[自分自身のメディアリテラシが低い!]と衝撃を受けたのは学生時代に「アラブの論理」を読んだときでした。

この本は、古本屋で100円のワゴンセールの中にあった本で、「アラブの事って良く知らないな〜 ハードカバーで100円は安いな」と本当に軽い気持ちで購入した本です。

で、衝撃を受けたのは、「湾岸戦争でみた、オイルまみれの水鳥の映像はウソだった」ということ。湾岸戦争当時、高校生だった私は「オイルまみれの水鳥」の映像を見て/可哀想だな と思った自分がいました。

・オイル流出事故はイラクだけでなく、米軍も関与してた
・そもそも、戦争とは関係ないタンカー事故の映像
誤報に対する、謝罪なし(謝罪はしたかもしれないけど、私はしらない)

その頃、自分はメディアリテラシーはあるつもり/人には流されない/自分で判断できる と思っていただけにショックでした。情報とは、流す側になんらかの意図があり、その意図を含めて自分で考える必要がある と痛感しました。

皆さんもこんな経験がありましたら、教えてください。


本題に戻って、皆さんも、情報の鵜呑みによって不利益を被らないためにも、リテラシーを高めてほしいと思います。