2009-6-3 勤勉さ

先日、久しぶりにガンダムを見ました。10年ぶりです。

初めて見たのは、小学校(20年以上前)の時。そのとき、アムロに「100%共感」できました。
次に見たのが学生の時、そのとき、「アムロはなんて我儘なんだろう」と。

今回は・・・・「ブライトやシャアの発言に共感」しました。俺も大人(爺化?)になったなぁ。

・7歳:100%アムラー
・20代:アムロは我儘(子供)だな
・30代:ブライトとシャアの苦悩、よくわかる。

とはいえ、まだまだわからないことがあります。ハヤトのコンプレックス、ミライの恋多き乙女心、セイラのブラコン。これから成長して解り合えるだと思います。(どの方向に?)

ブライトって19歳なんですってね。


では、本題です。本日はヒューマンスキルのひとつ「勤勉さ」です。

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◆勤勉
一生懸命に精を出して励む・こと(さま)。

◆習慣化して鍛えましょう。
・毎朝30分早く出社する
・読書(新聞/本/勉強)を続ける
・仕事がない日は早く帰りましょう

突然ですが、皆さんの記憶にある昔話はなんですか? 
(それを思い浮かべてから、先に進んでくださいね)

勤勉さは日本人の誇れる資質のひとつです。なぜ、日本人が得意なのか、これは日本特有の気候/思想からきていると考えてます。

1つ目は、自然教(農耕民族) 自然なことを良しとし、不自然なことを悪しとする
⇒四季がしっかりしているため、決められた時期にタネを蒔かないと収穫できない=生存できないことを知っている。従って、自然のままが良いこと、不自然なことが悪いこと とする自然教が発達したこと より「勤勉さ」が特徴になります。また思想(江戸時代/武士道)においても「○○した方が良い」善行を行う思想で治世してます。

※欧米はその逆で「○○は禁止」としており、禁止以外はなにをやってもいい という治世です。自由な発想ができる環境なのですね。子供の躾でも、特徴に表れています。

・海外では、外出禁止(自由の拘束)
・日本では、出て行け(ルールを守れない奴は、村八分)

2つ目は、昔話
皆さんには、最初に質問をして記憶に残る昔話を挙げてもらえましたが、「勤勉さ=成功する」というストーリーになっていませんか?家庭の躾のほかに、昔話や絵本、紙芝居、テレビを通じて、「勤勉=成功」というストーリを刷り込まれており、生きていくためのスキルとして学んでいるのです。

世界に誇れる強みである、「勤勉さ」習慣化して鍛えていきましょう。
・毎朝30分早く出社する
・読書(新聞/本/勉強)を続ける
・仕事がない日は早く帰る

  • CoffeeBreak

昔話には、その時代の思想なども組み込まれていると思われます。桃太郎には、15歳で「元服」や「朝鮮出兵」などを想起されるようになっていたと何かの本で読みました。また、鬼門(丑、寅)に対して裏鬼門(申、酉、戌)を従えて退治した という自然思想(陰陽道)の考えも反映されていますね。鬼とは丑の角に寅柄の腰巻なんですね。 皆さんは知ってましたか?

それとは逆に、「機関車トーマス」はイギリスの思想が組み込まれていると感じました。トップハムハット卿というのがボスになるのですが、トーマス達(=労働者/単純/不満を言う)をトップハムハット卿(エリート/民衆の上に立つ)が治めるようにできていました。

トーマスにでてくるボスは、人格者です。エリート教育(民衆の先頭に立って、導く/日本でいうエリートとちょっと違います)を受けたものは公共リーダとして、民衆全員のために働く、労働者はエリートの言うことを聞いていれば全てうまくいく/だから一生懸命働きなさい といった感じです。

アメリカだと「無能で怒鳴り散らす嫌な奴」がボスのイメージです。

子どもの話には、その人が育った国/環境の思想(あるべき姿)が投影されているのかもしれませんね。
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