Vol.101

昨日、息子がゴーカイジャー(戦隊モノ)の映画を見に行って、大興奮。5:30に起きて戦いをせがんできます。今の背中に乗ってきてます。ある意味「やる気のスイッチ」。こういうスイッチを大切にしたいと思いつつ、24H365Dは付き合いきれない そんな朝です。

さてさて、放射線を含む汚泥のお話。

会社の友人が来年3月入居予定のマンション購入を検討していました。で、震災でもろもろあったのですが、

彼が購入しようとしていたのは、24階
3月時点で出来上がっていたのは、20階

その後、「放射線を出す汚泥が15万トンのコンクリートとして出荷された」 とか「100ベクレル以下であれば取引可能とするガイドライン国土交通省が・・・」

という報道を聞いて、担当の方の安全な証明を出せるか? というのを確認したそうです。データは見せてもらえたそうですが、証明書の発行は現時点では提示できないとの回答に到り、購入を見合わせようか考えているそうです。

上記の話を聞いて、いろいろと示唆するものがありそうです。

・15万トンの汚泥は、どのくらいの期間でコンクリートになるのか?
・責任は(汚泥を出荷した自治体? 引き取ってコンクリートにした業者? 施主? 建設業者? 販売業者?)
耐震診断と同じように、「知らぬが花/消費者も仲間」となりレモン市場となる?
⇒知ってしまうと重要事項説明をしなければならない、資産価値が下がる、転売できなくなるということで、上記のマンションですでに契約してしまった人は、検査や事実を知りたくないというインセンティブが働きそうです。

入居する前の建築士による建物診断 のオプションとしてガイガーカウンタによる調査放射線調査というビジネスチャンスがありそうですね。

とはいえ、全体最適のためには、広く薄く みんなでリスクを負うしかないのでしょうか。

色々な課題がでてきそうです、その分ビジネスチャンスもあるのかもしれません。
近々にマンション購入を考えている方、います?